埼玉・東京・千葉でユル〜くシーバス釣りをしていま〜す

親父さんのリクエストで、ハヤ・ヤマベ釣りに行ってきました。
子供を母に預けて、父、嫁さん、私の３人です。

１０時頃実家を出発して、向かった先は栃木県のとある川。

天気は快晴、風もおだやか。

空ではヒバリがさえずっちゃったりしています。

いや〜〜、気持ちいいなあ〜〜。

シーバス釣りと比べると、こっちの方が断然リフレッシュされるな〜〜（＾ｏ＾）

延べ竿２本で手前の魚、リール１本で遠目の魚を狙います。
とりあえず、親父さんがリール、嫁さんと私は延べ竿係に。

ウキ釣りなので流れの速いところでは釣りにならないので、比較的緩いところを狙います。

　　「う〜ん、この緩さではヤマベしか釣れんな・・・」

早々にハヤを諦め、テトラの際を探りながら下流へとヤマベを求めて釣り歩きます。
と言っても面倒なので遠くまでは行きませんけど。
１５ｍほど下ったところで、ポコポコとウキにアタリが出ました！
充分に食わせてからピッ！とアワセると釣れました。

１匹釣って気がラクになって（これでボーズはないからね）、嫁さんに場所を譲ります。
親父さんのリールにはアタリがないとの事で、道具をチェンジして今度は私がリール係に。

ハヤを狙って流れの比較的速いところに投げ込んでアタリを待ちますが、確かに全く反応がない。
少しづつリールを巻いて位置をずらしても全然ダメダメ。

ちょっと諦め気味になっていると、ザバッっと４０ｃｍくらいの魚が跳ねた！

　　「うおっ！？なんじゃ！？」

　　一瞬だったけど、マスっぽいような・・・？

　　そうかそうか、やっぱりここにはマスがいるんだな！？

　　ならば一発大物を狙ってこそ漢！！

こっそりと持ってきていたデーモンフッカーにABUカージナル（ナイロン４ｌｂ）、そしてこれまたこっそりと持ってきていたスプーン（２ｇ）をセット。実は数年前にこの場所の５ｋｍほど上流でテトラの隙間からマスをモリで狩ってたオッチャンがいたので、念の為に持ってきていたんですよ。

　　ぬふふふ、急にヤル気が満ちてきおるわ。

　　「ふりゃ！！」

ジャンプしたあたりにスプーンを投げ込み、ストップ＆ＧＯやリフト＆フォールを繰り返す。

まあ正直そんな簡単に釣れるわきゃないと思っていたので、しばらく怪しげなヨレや沈みテトラの際などを探りながら歩き回ります。やっぱルアーフィッシングの方が楽しい・・・（＾＾）

その間も数回４０ｃｍ前後の魚のジャンプ があったけど、どうも魚種は２〜３種類はいるみたい。
ボラっぽいのが１回（こんなトコで？）。ワタカっぽいのが１回。後はマスっぽいのが数回。

親父さんが「釣れるわけね〜だろ、いいからハヤ釣れ！」みたいな目でたまにこちらを見る。。。

しばらくすると、ピッ！ピッ！と中州ギリギリの浅いところで小魚が跳ねているのを目撃！

　　むう！アレは追われた時の跳ね方だ！！！

　　グフフ、あの辺だ、間違いなく血に飢えたフィッシュイーターがあそこにいるぜ！ ！

　　「うりゃ！！」

中州の浅瀬ギリギリにスプーンを投げ込み、逃げるベイトを意識して小刻みにトウィッチ。

　　グッ・・・

　　「！？」

すかさずアワセを叩き込む！！

　　グイイイーーーン

　「きた〜〜〜！！！」

思わず大声を出してしまった！（恥）
私の雄たけびでデーモンフッカーのしなりに気づいた親父さんと嫁さんが小走りに近づいてくる。

ラインは４ｌｂ。無理はできないけど、手前の沈みテトラが怖い。
沈みテトラの終わりまで移動して寄せにかかる。

ギラッと魚が見えた。５０ｃｍくらいありそう！（嬉）

親父さんが「川マスはうまいぞ〜」とか好き勝手なことを言っている！

一体魚は何だろう！？ドキドキパニック！！ （いいっすね〜この高揚感！）

更に寄せる！！

魚体がハッキリ見えた！！

って、ニゴイかよ！！！！（怒）

こんなとこにもいるのかよお前さん・・・

ガッカリしてリリース。

これで集中力の糸が切れたせいか、すぐにスプーンを根掛りしてロスト(涙）

どっと疲れて休憩していると、

　　グラグラッ！

と地震が。すぐに収まったけど、結構揺れたな〜。

その後またしばらくボケッとしていたら、親父さんが戻ってきた。

なぜか地震を境に、ヤマベの反応がまったくなくなったらしい。

　　へ〜、そんなことあるんだ。

　　いや、まてよ？またフィッシュイーターが近づいてきてるとは考えられないか！？

　　よし、チャレンジしてみよう！

などと都合良く考えて、今度はメバル用の１．５ｇメタルジグをセット（笑）

重さが足りないので、スナップの手前にカミツブシを１個付けてみました。

またしばらく探りながら歩き回ります。

テトラの切れ目付近を通していると・・・

　　　ココッ・・・

反射的にアワセを入れると、クククっと魚の引きが。
今度のは小さそうだけど、ルアーに掛かるってことはヤマベじゃないだろ。

すぐに寄ってきた。

またギラッと魚体が光る。

どうやら２０ｃｍほど。ニゴイじゃなさそう。

うりゃ、と一気にごぼう抜き！

しかし力を入れすぎて魚が吹っ飛んできた！ひええッ！！

魚とルアーを凡人的反射神経でかわして振り返ると、
既にルアーは外れてビチビチと陸の上で魚が跳ねています。

ナイスサイズのハヤか！？

オロオロしながらもつかまえて魚種を確認すると。。。

うおお！鮎じゃねーか！（嬉）

清流の女王と、女王を引っ掛けたメタルジグ（笑）

ってことはスレだろうなあ。。。

それでも２０ｃｍほどの立派な清流の女王を釣って満足満足。

親父さんも「鮎かよ！マスよりウマイぞ！」と大喜び！！（笑）

気をよくして続けると、すぐにメタルジグを根掛りでロスト・・・

結局地震の後は本当にこの１匹だけしか釣れずに終了〜〜。

４時間半ほどやって、３人でヤマベ８匹、アユ１匹、ニゴイ１匹。

かなり寂しい釣果ながらも、充分リフレッシュできたのでまあ良かったかな。

ニゴイ以外はお持ち帰りで親父さんのつまみになりました。